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FDX-421JPM

FTIオリジナル鉄塔

「Telescopic Tower」

日本の風土に合わせ耐久性の向上及びメンテナンスの軽減を追求設計し、鉄塔本体はJIS規格STK490,SS400
同等のA513,A36の鋼管及び棒鋼を使用し、 電動ウインチはワイヤー通過穴を除き防滴構造に設計致しました。

FDX-421JPM タワーの鉄塔構造は肉厚のパイプを使用し材質はJST規格に準じ、各セクションのパイプの柱と柱の間隔を狭め強度を 確保している特殊な溶接技術により誤差をきわめて少なく保ち製作されています。パイプ・ブレスを含む全て亜鉛溶融メッキにて処理し ています。自立鉄塔に比べ保守が問題にされておりましたが、大幅に改善されています。
タワーの最高地上高は21m メインマストのTOPは25m以上を確保出来き、鉄塔の最低地上高約7mまで縮められますが、下部リミツト SWの設置位置の移動により、鉄塔に搭載されたアンテナが屋根の直前で停止できるよう容易にセット可能です。
基礎アンカーの構成は従来のフランジ型でなく、垂直に立った強化リブ板により接合され、スルムな構造により限られた狭い場所にでも 建設可能です。上記写真は、車1台分の駐車場の裏の普段使用しない階段部分に基礎工事を施しFDX-421JPMを建設した例ですが、以前のように駐車スペースを残しタワーを建設をした例です。
鉄塔には75/80mのDPと7Mhz2エレ、14Mhz〜50Mhz対応の3素子の八木アンテナを搭載した例です。地上高は約16Mの位置で停止し ております。Telescopic Towerですので地上高の高さの設定によりアンテナの打ち上げ角度を変えての運用が可能です。
一般家庭では鉄塔設置位置が限られた場所になります。アンテナ等の回転半径などの関係で家屋に接近しなければなりません。特殊基礎工事の工法により家屋の壁との距離を限界にまで鉄塔を設置できます。 家屋に隣接して鉄塔を設置する場合は基礎工事のさいモーターウインチの設置方向を決めメンテナンス作業に支障のない位置方向にいたします。

雨樋から 10Cm位隙間を開ける事をお勧めします2階のベランダ等に鉄塔が隣接する場合は防犯や安全のため防護ネットの追加が必要です。
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FDX-421JPM 立面図