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FDX-528JPM-S

FTIオリジナル鉄塔

FDX-528JPM-S
五段式鉄塔28m高

@ 基礎工事
一辺が約1300mmX1300mm 深さ約2300mmが標準基礎の大きさです。約4立方mのコンクリート使用致します。 合計6本のアンカーで構成された基礎アンカーは出荷時には図面通りの寸法で溶接されており、基礎工事が容易に行えます。 基礎掘削寸法に合わせ異形鉄筋を切り配筋致します。
A 鉄塔基礎部はスリムな設計の為、限られた場所に設置できます。電動ウインチは超低音ですので深夜でも問題無く運用できます。 防護ネットは黒色の合成樹脂製ですので同軸ケイブルが接触しても損傷の心配はありません。防護ネットの穴の寸法は狭く幼児の指も 入りません叉タワーに登る事ができませんので防犯上安心です。
タワー動作の制御はCPUにより、室内からも操作でき10cm刻みでタワーの高さをデジタル表示により直読できます。 コントロールケーブルは10芯の25mのケーブルが付属し、DC-24V制御ですので長距離からの遠隔操作も可能です。 種子島 宇宙センターでは約200mの遠距離からロケット発射の際、監視カメラ用にタワーの昇降操作をしています。 FTI オリジナルのDTC-68/WAはあらかじめ設定した風速に致しますと自動的に高さ設定をしたリミットの位置まで降下できます。 制御BOXは電動ウインチと分離してますので、タワー直下での昇降操作や保守が容易です。
C タワーは5段セクションで1段6mのセクションになります。オプションにて6段目を追加致しますと地上高28mになります。
最上部のタワー(S1-1)を追加する事によりメインマストを長くする事無く地上高を確保でき、タワーを最下位にした場合、 従来のクランクタワーでは出来なかったアンテナローター交換が容易になります。なを、タワーにGP取り付け金具を設置すればUVのGPアンテナやDPを設置できます。
D 鉄塔は14個のプーリーを使用し2段目のタワーは定滑車2個動滑車2個を使用し、電動ウインチにより巻き上げます。 動滑車を2個使用する構造ですので、ワイヤーに加わる引張力は約3分の一になるため、昇降用φ6mmのワイヤーはφ15mmのワイヤーと 同等の強度が得られております。

第三セクションは三面ワイヤー吊りですので、安定も良く合成引張力はφ18mmのワイヤーに匹敵致します。 第四・第五セクションは2面吊りですのでφ12mmと同等の引張力が確保されております。

常に安全に動作できるよう、多くのプーリー滑車や複数のワイヤーを 使用する設計になっております。 タワーの昇降速度は厳しい米国の安全基準に準じた速度に設定いたしております。なを、停電の際、タワーを降下させてような緊急時には電動モーターの カバーを外し、Vベルトをプーリーから外し、大プーリを手動で回せば安全にタワーを降下させてる事ができます。 叉引き下げワイヤー方式ですので、強風時タワーがたとえ弓なりにしなっても安全に降下できます。弊社タワーは全て米国安全基準に基づく安全設計です。
T- ベース設置 No154
アンカーボルト格6本にナットを1個をT-ベースを設置前に装置する6個のナットを上下させ、正確にタワーを垂直に設置する事ができます。
鉄塔搬入
鉄塔は収縮時約7m以内ですので、4tトラックにて容易に運搬搬入できます。
建設前の準備作業
片側に鉄塔を設置する台を置き地面に鉄塔を下ろしてアンテナローターの設置、メインマストの設置等行う。
タワーの設置場所近くにトラックが搬入できる場合、4t クレーン付きトラックにて容易に建設できます。
4tトラッククレーン
設置準備ができたタワーを吊り上げ、トラックの安定を確認後、設置工事を行う。
タワー設置位置の至近距離にトラッククレーンが横付けできるのが建設工事では理想的ですが、
大型クレーンを使用する事によりビルの屋上設置や家超をして鉄塔を移動し設置することも可能です。
FDX-528JPM-S プラットホーム
オプションにて本格的なプラットフォームが取り付きます。フロアーは丈夫な構造で、道具等落下する事の無いようフロアーの端も 防護メッシュで囲う工夫がされております。FDX-528JPM-Sも地上高さ28mと大型鉄塔ではありますが、デザインは環境に考慮し、
近隣に威圧感を与えない設計になっております。